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ロンサムジョージ 

ロンサムジョージが亡くなった。
私はガラパゴスで彼に会っている。

人間の感情からすると寂しかったろうとか
無念だったろうとか想像するのだろうけれど、
彼は淡々と生きて、死んでいったのだろう。

彼がピンタゾウガメの最後の一頭になった原因は、
密漁と島へのヤギの導入だと言われている。

密漁は話して通じる人間がやっている事だが、
(止める、止めないは別として…)
導入されたヤギや放された猫はガラパゴスの脅威だ。

ガラパゴスに行った際、猫を見つけたガイドが
刃物を持って追いかけたのにはびっくりした。
人間のやった事に始末をつけるのは人間という考え方に、
共感はできるが、私には猫は殺せないだろうと思った事を思い出す。
島と島の生態系を守る事も担っているガイドには
それ位の覚悟が必要なのだ。

カラパゴスは私が行った時よりもいい状況ではないと聞いている。
それは観光客のマナーの悪さと
それを抑えきれないガイドの質の低下なのだろう。

ガラパゴスは私が日本で感じていた野生動物との距離感を覆された場所だ。
触ってはいけないが、手を伸ばせば、触れる距離に逃げずにそこにいる。

この距離感が永遠である事、
固有種の宝庫であるガラパゴスの動物たちが
これ以上一種も欠けずに残る事、
難しい事かもしれないが、そうであって欲しいと私は願う。

ロンサムジョージ、お疲れ様でした。

一年草はじめました。 

夏オキザリスが全てダメになって早2年。

土が残っているのに(ダメになったオキザリスの鉢を放っておいた物)
何も植物がないのはさみしいし、防犯上もよろしくないので、
何か植えようかとホームセンターに種を買いに行きました。

1.草丈が低い物
2.一年草である事
3.育てるのが簡単な事
の3つの条件があったのですが、
一番難しかったのは草丈が低い事でした。

その条件を満たす、ヒマワリ・コスモス・百日草
の3つを買ってきました。
ヒマワリはあまり上に伸びない種類だそうです。

植えてみました。
双葉が出て本葉が出ました。
オキザリスに慣れてると、この当たり前がとても新鮮です。
なんだ、一年草簡単だなぁと思った矢先に!!!

百日草は虫にやられました…
何鉢か植えてあったのですが、一鉢は全滅しました。
今はオルトランを撒いて、虫はいなくなりましたが、
葉はかじられてポロポロです。
コスモスは本葉までいったのに、1/3位が意味もなく枯れました。
(どこかに理由があったと思うのでけど…)
なんとかヒマワリは元気だったのですが、
予防線をはって撒いたオルトランが合わなかったのか、
葉がくしゃくしゃに…

やっぱり、オキザリスって簡単な植物なんだと思いました。
なんとか、防犯になる位になってくれるといいなぁ。

本当は、金魚草があって、それが育ててみたかったんです。
でも一年草初心者でいきなり失敗すると泣けるので、やめました。
今年この3種でうまくいったら、
来年はぜひ、鬼灯さん(マンガ「鬼灯の冷徹」)が育てている金魚草に
負けない様な金魚草を育ててみたいです。

虫愛ずる一日 

昨日、「虫愛ずる一日」という虫イベントに行ってきました。

場所は学校を改装して展示スペースにしたらしい
"アーツ千代田3331"なる所。(末広町)

私はとっても方向音痴。
それ故か、地図を見てどこかに行くのが苦手。
しかし今回ラッキーな事に末広町を降りて、
目の前に私が持っているDMと同じ物を持っている人発見!!
尾行よろしく付いていき、無事着きました。
付かれた方ごめんなさい、そしてありがとう。

しかし、現場に行ってびっくり!!
入り口に大きく書かれた看板は
「AKB48美術部展覧会~額だけ立派ですいません!~」
そして想像していなかった人だかり…

すでに、付けてきた人の姿はどこにもいない。
「落ち着け私。きっとどこかに目当ての場所があるはずだ。
そうだDMだ、DMを出すんだ。」
と心の中でブツブツ言いつつ(イヤ、声に出てたかも…)
あせあせしながら、数分の後目当ての場所に到着しました。

会場では、虫をテーマに作品を作っている作家さんたちがいらっしゃって、
パーテションで囲まれた中ではトークショーをやっていました。

入ってすぐに、我流切紙人さんがいらっしゃいました。
我流切紙人さんとはデザフェスのブースにおじゃましたのがきっかけで、
ちょくちょくブログを見させていただいていました。
今回のイベントもブログにDMが載っていて、
そのDMにちょこちょこいるカメムシに興奮して
なんとか時間を作って見に行ったのです。

我流切紙人さんは、ものすごくご活躍中な方で、私の事なんてきっと忘れてるだろうなぁ
と思っていたのですが、すぐに気づいていただいてうれしかったです。

そして、これまたデザフェスのブースにおじゃました、
しざーはんずさんにもお会いして、
今回は水生カメムシしかいないと言う事なので、
即興でカメムシ(4㎝)を切っていただきました。
bug

また今回はじめましてのなべさんのクロジュウジホシカメムシ(6.5㎝)
をGETして、ホクホクでした。
bug

さて、このイベント何が一番すごかったかと言うと、
ナナホシキンカメムシとミナミアオカメムシの生体がいた事。
もうあまりの素晴らしさに私の目は釘付け!!
しかもナナホシキンカメムシは2齢・5齢・成虫。
ミナミアオカメムシは2齢~成虫、しかも緑ではない色彩型もいる!!
もうなんだか、ものすごく感動です!!
ナナホシキンカメムシの2齢幼虫は1齢と見まごうほど小さいけど、
すでに色がキラキラで、とてつもなくかわいい。
一日中見てても飽きない程の楽しさでした。

主催者の鈴木海花さんと少しお話をさせていただいた際に、
ナナホシキンカメムシを何で育てているのかを聞いた所、
センダンとリンゴと生ナッツだそうです。
他でも聞いた事があるのですが、
やはり生ピーナッツ年中手に入れるのは大変らしく、
他のナッツでも生ならOKという事でした。

鈴木海花さんは今年、ミカンキンカメムシを見てきたそうです。
私の一等あこがれのカメムシ!!激うらやましい。

後はみのじさんのてぬぐいと
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(これはどなたの写真なんだろう…)
缶バッチを手に入れて帰ってきました。
bug

めったにないカメムシイベント(いやいや、カメムシはメインじゃないか)
に心躍った一日でした。


何もない… 

毎月、ペンギングッズでなんとか広告逃れをしてきましたが、
今月ペンギングッズが一つもない…
と更新しなかったら、広告が!!!

という事で、最近の近況を。

今年に入って、一週間に一度バイトを始めました。
父は相変わらずなのですが、姉ががんばってくれているので、
お願いをして目黒まで通っています。
一週間に一度とはいえ目黒は遠くなかなか疲れます。

父は3年目に入りました。
いつまでもという期待と一体いつまでという不安が、
たまに交錯する事がありますが、
父の笑顔で(頭は元気なので、解って笑っています)
なんとかなるよねと思う様、努力しています。

でも、ちょっと最近、心が折れる事が多いかな。
心の病気にならない様気をつけないとです。

皆様も心身ともに健やかにお過ごしくださいね。
来月はペンギングッズ更新します。