これぞ暁斎! 

bunkamuraでやっている
『ゴールドマンコレクションこれぞ暁斎!』
に行ってきました。

私が暁斎をまとめて見たのは1996年(平成8年)
新宿の小田急美術館『暁斎の戯画・狂画展』以来なので、
20年ぶりになります。

一言で表すなら楽しい!!です。
ついつい笑ってしまいそうになるのをこらえるのが必死。
化々学校に至ってはちょっと吹き出してしまいました。
だって、ローマ字の勉強で尻子玉って。

カエルと猿とやはりカラスがすごいです。
カエルの擬人化はカエルらしいのに気持ち悪くない!!
擬人化は気持ち悪いものが多いと思います。
ペンギンは山程気持ち悪い絵を知っています。
キャラクターになってしまえばよいのですが、
リアルさを残しつつというのは難しいのでしょう。
国芳の金魚と暁斎のカエルは本当にすごいです。

猿は猿なんです。
毛がある生き物って中の肉を意識しないと描くの難しいのだと思うのですが、
ちゃんとつく所に筋肉がある感じがするのです。
そしていい表情でたたずむ姿が良いのです。

カラスは私が語らなくても良い絵は良いですよね。
ただ、今回の展示、カラスの絵に囲まれる感じが良いです。
図録には展示されていなかったカラスも掲載されていて、
せっかくなら、全部並べて欲しかったです。

スズメの書画会もよかったです。
国芳のスズメとはまた違う、国芳を庶民的にした様な絵。
眺めていて飽きません。

鬼たちもいい味です。
仏像には仏に踏まれている邪鬼がいる事があります。
この邪鬼が結構憎めない可愛いさがあるものが多いのですが、
この可愛さに通じるものがあります。
鬼の恵方詣に至っては、関西風に言ってなんでやねんです。

時を忘れてずっと眺めていられる展示でした。
展示は楽しかった。
図録を買ってしまう程の素晴らしさだった。
(私は図録はめったに買いません)
でも入り口で「そちらのペンはシャームペンですか?」
とぶっきらぼうにに聞かれて「シャープペンです」と答えたら
返答がなかったんです。出鼻をくじかれてちょっとちょっとだったのです。

このやりとり、必ずといっていい程美術館でするんです。
だいたい聞き方が悪く、とても気分を害するのです。
今回はシャープペンでしたが、鉛筆でさえ聞かれます。
私は一度全体をざっくり見ながら、リストに好きな絵をチェックして、
その場所が混んでいない時にもう一度じっくり見るというのが、
定番の見方なので、リストと鉛筆はかかせません。
聞かれるのは仕方のない事です。
それは理解していますが、聞き方が問題なのです。
あなた怪しいよね?という雰囲気で聞かれたら嫌な事位解らないのでしょうか?

以前「大変申し訳ございませんが」という言葉で聞かれた事があります。
その対応です!!と絶賛したくなりました。
最後にはちゃんと「失礼いたしました」と言われました。
でもこれって当たり前ではないですか?滅多にないです。

まぁ美術館って偉いのでしょうが、それでもお金を払っているので、
マナーを守っている以上不快にさせるのはいかがなものかと思うのですがね。

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